限られた期間や費用で卵子提供ができる病院を探すには?

国内で受けるか、国外で受けるか

女性の社会進出などにより初婚年齢が上がっている現在の日本では、ご存じのように少子化が問題になっています。敢えて「子どもを持たない」人がいる一方で、「子どもが欲しいのになかなか授からない」という人も少なくないでしょう。
不妊の原因はさまざまですが、中には、なんらかの原因で女性の卵子が使えないというケースがあります。そういうとき選択肢のひとつとして考えられるのが「卵子提供」です。ドナーから提供された若い卵子と夫の精子を体外受精させ、受精卵を子宮に移植することによって妊娠、さらに出産へと導くものです。
ただ残念なことに、現在の日本では卵子(精子)提供に関する法整備は整っていません。現状では、国内の限られた認定施設、あるいは日本国外のどちらかで治療を受けることになります。

法整備が整い、国営施設で治療が受けられる台湾

国内の認定施設で卵子提供を受けるには、卵子がまったく存在しない場合、遺伝性疾患によるもの、夫婦間体外受精を6回以上行なったが出産に至らずその原因が卵子にあったなど、不妊の原因に関してかなり厳しい条件があり、さらに治療開始まで時間がかかります。限られた時間と費用で一日も早い妊娠を望むなら、国外での治療が現実的と言えます。
わざわざ国外へ、というと大事業のようですが、例えばお隣の台湾では、まず卵子提供に関する法整備がされており、国営の施設で治療を受けることができます。日本人や日本語を話せるスタッフがおり、日本人患者の治療実績もあるので、渡航の際の不安は軽減されるかと思います。また、1回の治療費が100~200万円と他国よりはだいぶリーズナブル。日本から飛行機で最長4時間半、時差はたった1時間であることも、患者さんにとっては心強いはずです。